ネットワークライセンス(フローティングライセンス)でご使用の場合に、サーバーに本作業を行ってください。
また、分散、冗長サーバー構成などで複数のサーバーを使用される場合は、対象サーバーすべてに対して以降の作業を行ってください。

アルファテックライセンス管理サービスのインストール

1.ISOファイル:MEDIA_S を開きマウントします。インストールメディアをお持ちの場合はDVDドライブに挿入します
※自動的に起動しないときは、エクスプローラ等で DVD 内の Setup.exe をダブルクリックして起動してください。

2.[次へ]をクリックします。

3. 使用許諾契約書が表示されます。
図研アルファテック製品をご使用いただくためには、ソフトウェア使用許諾契約のすべての条項に同意していただく必要があります。ソフトウェア使用許諾契約を注意深くお読みください。

4. すべての条項に同意いただける場合は[ 同意する(A)] を選択します。[ 次へ] をクリックします。

使用許契約書に同意されない場合は[ キャンセル] をクリックし終了してください。

5.サーバー製品の選択が表示されます。「アルファテック FlexNet ライセンス管理サービス」を選択します。

6.[次へ]をクリックします。

7.インストール製品名の確認が表示されます。[OK]をクリックします。

インストールが実行されます。

8. 完了が表示されます。[ 完了] をクリックします。

インストールが終了します。

アルファテックライセンス管理サービスの作成

ネットワークライセンス管理として FlexNet Publisher(Version 11.16.1)を採用しています。
ライセンス用のサービスを作成し、開始する手順について説明します。

1.ライセンスファイルのコピー
製品メディア、またはメールで取得されたライセンスファイルを、各サーバーの「アルファテック FlexNet ライセンス管理サービス」のインストールフォルダ (例: C:\Program Files(x86)\Alfatech\AlfatechFL) にコピーします。

ライセンスファイル名は一例です。通常は製品名とライセンス数 等となっています。

2.[スタート]メニューから「Alfatech」以下にあるLMTOOLSを起動します。
OSによりスタートメニュー表示が異なります。スタートメニューから「Alfatech」フォルダを展開しそれ以下にあるLMTOOLSを実行してください。

(ご注意)
他社製品のFlexNet Publisher によるライセンス管理サービスをご利用になっている場合、他の場所にも同じLMTOOLSが存在します。
その場合も、BricsCAD、Alfatech製品のライセンスサービス作成は、必ず「Alfatech」以下にあるLMTOOLSをご使用ください。

3. LMTOOLS が起動します。
「 Service/License」タブが表示されていることを確認します。
「 Configuration using Services」が選択されていることを確認します。
「 LMTOOLS ignoreslicense file path environment variable」にチェックを入力します。

4.「Config Services」タブをクリックし表示します。

  • Sarvice Name を入力します。入力例:Alfatech Flexlm Service
  • Path to the lmgrd.exe file の[Browse]ボタンをクリックし、lmgrd.exeを選択し[開く]をクリックします。
    (例: C:\Program Files(x86)\Alfatech\AlfatechFL\lmgrd.exe)
  • Path to the licenseの[Browse]ボタンをクリックし、ライセンスファイルを選択し[開く]をクリックします。
    (例: C:\Program Files(x86)\Alfatech\AlfatechFL\***.lic)
  • Path to the debug log file 項目でデバッグログファイルを入力します。
    (例:C:\ProgramData\FLEXlm\AlfatechFL\debug.log)
  • Use services と Start server at Power Up にチェックを入力します。

【Config Servicesタブ項目説明】

  1. Service Name :任意の名前を入力します。(例:Alfatech Flexlm Services)
  2. Path to the lmgrd.exe file :提供メーカーがサービスで使用するlmgrd.exe を選択します。
    (例: C:\Program Files(x86)\Alfatech\AlfatechFL\lmgrd.exe)
  3. Path to license file :製品のライセンスファイルを選択します。
    (例: C:\Program Files(x86)\Alfatech\AlfatechFL\licfile.lic)
  4. Path to the debug log file:サービスが作成するデバッグログファイルを入力、または選択します。
    デバッグログファイルはサービス保存時に指定フォルダに自動的に作成されます。
    必ず拡張時.logまで記入してください。
  5. Use Services: Network License Manager がサービスとして動作します。
    必ずチェックを入力してください。
  6. Start Server at Power Up:OSの再起動時にNetwork License Manager が自動的に起動します。
    OSの再起動時にサービスを自動起動したくない場合のみチェックを未入力にしてください。
    その場合、OS再起動時には任意に「Start Stop Rrreard」タブから[Start Services]押して、サービスを再開してください。

5.[Save Service]をクリックします。メッセージが表示されます。
[はい] をクリックします。

(サービス保存時のご注意)
"11)" 手順の[ はい] をクリックした後に、下記のメッセージが表示される場合は、ログ作成先フォルダに何らかの制限がかけられてる可能性があり、サービスの開始ができません。
次の"12)" 手順実行前に、ログオンユーザーに対して書き込み・編集権限があるか確認し権限を与えてください。
または、「4. サービスのアカウントの変更」を行って、サービスに対して「ローカルシステムアカウント」を有効にしてください。

6.「Start/Stop/Reread」タブを選択します。[Start Server]ボタンをクリックします。

サービスが開始します。ダイアログ下のステータスに「Server Start Successful.」と表示されたことを確認します。

7.「Server Status」タブを選択します。[Perform Status Enquiry]をクリックします。
下部にライセンスの状態が表示されます。正常な場合、トータルのライセンス数などが確認できます。

8.LMTOOLSはメニューより[File]-[Exit]を選択して終了します。

Windows ファイアウォール除外設定

電キャビ、ACAD-Parts データベース、及び、図研アルファテック FlexNet ライセンス管理サービスでは、 Windwos ファイアウォールの除外設定が必要です。
除外設定方法につきましては、下記リンクをご確認ください。

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