①環境フォルダの複製

一元管理(環境を共有フォルダに置いて管理)をされており、他の端末のバージョンアップを段階的に行う場合は環境を複製します。
一元管理を行っていない場合は不要ですので、環境のバージョンアップ手順まで飛ばしてください。
本操作はクライアントインストーラでACAD-DENKI 等の製品をインストールされた代表となる端末で行ってください。

現在の設定環境の作成先をWindowsのエクスプローラで直接開き、環境フォルダを丸ごと複製します。
場所の確認と一括変更より、設定環境の作成先の参照を複製先へ変更します。
 *シンボル庫・スクリプトテンプレートの作成先は異なるバージョンでも共有可能です。

1. Windowsスタートメニューより[Alfatech]-[アルファテックランチャー]を選択し起動します。
2. アルファテックランチャーより[管理ツール]-[場所の確認と一括変更]を起動します。
3. 設定環境の作成先より、「黄色のフォルダアイコン」をクリックします。
4. 変更後の場所にて、「黄色のフォルダアイコン」をクリックします。
  *変更先のパスがお分かりでしたら直接入力して頂いても構いません。
5. 複製先の環境を選択し[フォルダーの選択]をクリックします。
6. 変更後の場所が正しく表示されましたら、[OK]を選択します。
    *既に複製されているので、今回はコピーしないを選択します。
7. 設定環境の作成のパスが変更されたことを確認します。

環境を複製する事により、環境設定に差分が発生してしまう恐れがありますので、全台早めのバージョンアップ対応を行ってください。
次に環境のバージョンアップを行います。

②環境のバージョンアップ

1. スタートメニューの「A」-「Alfatech」からアルファテックランチャーを起動します。

2. 左ペインで「管理ツール」-「ACAD-DENKI」を選択し、右ペインで「環境管理」を選択し、[起動] をクリックします。
3. 環境管理の一覧が表示されます。バージョンアップする環境を一覧から選択し、[バージョンの更新]をクリックします。
4. バージョンアップ確認画面が表示されます。[はい]をクリックします。

5.バージョンアップが完了し、ダイアログが表示されます。
[OK]をクリックし、環境管理ダイアログを[閉じる]をクリックして終了します。

6.電キャビを使用している場合、電キャビ環境も同様にバージョンアップします。
左ペインで「管理ツール」-「電キャビ」を選択し、右ペインで「環境管理」を選択し、[起動] をクリックします。

7.以後は 3.~5. と同じ手順で環境のバージョンアップを実施します。

 

8.ACAD-DENKIを通常起動しコマンドが実行出来るか確認を行います。
問題無くコマンド実行出来ましたら環境のバージョンアップ操作は終了です。
例)メニューバーの[プロジェクト]-[開く]

環境設定のバージョンアップ後、ネットワークインストーラの作成を行います。

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