ACAD-DENKI 導入事例
株式会社アイム製作所様
企業情報
●設立 | 1978年4月12日 |
●所在地 | 福岡県北九州市 |
●部署名 | 技術部 |
●事業内容 | 制御装置・配電盤の設計/製造/試運転 |
●その他 | 荷役システム、公共向けシステム、鉄鋼向けシステム、電力向けなど、 幅広い業務に対応したシステムを提供 |

導入システム
●時期 2008年8月
●システム 【当時】ACAD-DENKI 標準パック 15ライセンス
ACAD-Parts 3ライセンス
配線情報出力カスタマイズ
盤レイアウト処理カスタマイズ
旧CADデータコンバータ
※AutoCAD 2009 ベース
【現在】ACAD-DENKI 標準パック 18ライセンス
ACAD-Parts 8ライセンス
配線情報出力カスタマイズ
盤レイアウト処理カスタマイズ
旧CADデータコンバータ
※AutoCAD 2009 ベース
導入経緯(目的)
しかしながら、ハード更新に伴い OS やソフトのバージョンアップ、カスタマイズの移植などに多大な費用が掛かることが判明しました。同じ費用をかけるならば、他のシステムなども含めて根本的な見直しを計画することとなりました。 ACAD-DENKIをはじめ、複数の電気CADを貸出ししてもらいながら実機で比較検討しました。
検討内容の最大のポイントは新たな取組みを行うにあたり実現可能な機能を実装しているかということでした。それに付随して、カスタマイズを行わずに現状の業務をどこまで実施できるか、メーカー及び代理店としての対応力を備えているか、を検討した結果、ACAD-DENKIを導入するに至りました。



技術部 システム管理グループ 技術部 システム管理グループ 技術部 製作グループ
金倉 グループ長 武内 様 九十九 様
導入から立上に至るまで
~導入プロジェクトチームの結成~
設計部署内の選定メンバーでACAD-DENKI導入プロジェクトを結成し、ACAD-DENKIの機能を徹底的に調査/検証しました。定例ミーティングを実施し、導入に向けてのシステム構築を準備しました。
~システムの浸透~
充実した社内マニュアルの作成や勉強会などを実施し、新しいCADシステムの業務効率化を設計者に対してアピールしました。その際には設計者からの意見や要望を柔軟に取り入れ、必要があればメーカーに相談/問い合わせを行いながら対応していきました。決定事項はドキュメントにまとめ、情報を共有できるようにしています。その結果、使用者の新しいCADシステム運用に対する抵抗感が軽減されていきました。
現在では例外を除いてすべての電気設計をACAD-DENKIで行っています。さらに設計者の意識も変わり、業務効率化への積極的な意見が出てくるようになりました。
アルファテック/ACAD-DENKIを選択した理由
- 標準パッケージ内での属性追加、システム更新などメンテナンス性に長けていた。
- 属性によるデータ活用、拡張性、将来性を実感できた。
- 作図に際してきめ細やかな設定が可能であり、作図効率にも期待できた。
- 要望事項に対して、ユーザー目線で対応策を検討するなど好感を持つことができた。
導入効果
● | 電キャビ(図面管理ソフト)によるキーワード入力/図面検索の効率化を実現 |
● | ACAD-Net の利用により、配線情報の抽出データ活用、電線/端子情報の編集など 製造関連のデータ抽出が可能となり、効率化を実現。 |
● | ACAD-Parts の利用により、部品情報抽出/部品表作成の自動化/Excelとの連携により、手作業による作業に比べて重複ミスが無くなるなど効率化を実現。 |
● | ACAD-Parts の部品マスターを設計補助データベースとして使用することにより、設計業務の標準化、部品選定の時間短縮などの効率化を実現。 |
● | 今では部品マスターはACAD-DENKIを使用した設計業務に欠かせないものとなっています。 |

今後の課題、期待すること
● | システム内の情報連携をよりスムーズなものとし、更に自由度の高い出力ができるソフトウェアを提供して欲しい。 |